7月16日

こんにちは、岸田です。

しばらくなんとなくパソコンの前に座る気がしなくて

久しぶりのジャーナルになってしまいました。

最近は色々と仕込みをしています。

冬に向けての試作、

溜まってきた端切れの再利用試作、

ジュエリーの試作。

今日は端切れを使った試作をしていたので、その話。

あとの2つも近いうちにまた紹介したいです。

uni iroikasでは廃棄になるような生地であったり、

要らなくなった生地を裂いて、

裂き織りとしてもう一度生地を織り上げ、

服に仕上げるという取り組みをしています。

自分の手で織り上げた生地なので

なるべく端切れになる部分が少なくなるように工夫をして

服を制作するようにしているのですが、

その中でも多少なりとも端切れが出てきてしまいます。

その端切れを”ゴミ”と捉えずに

“資源“と捉えるということ自体が

僕は”裂き織り”の精神だと思います。

なので、端切れの大部分は捨てることなくストックしており、

小さい端切れは、普段からブローチとして生まれ変わっています。

IMG_3360.JPG

今回は少し大きめの端切れを集めてパッチワークにし、

それで服を仕上げました。

裂き織りの生地感自体がそもそも特殊なので、

パッチワークにすることでうるさくなりすぎるかなと

懸念していたのですが、

端切れの組み合わせ方やパターンへの配置なんかを

考えながら作り出したらなかなか楽しくなってきて

意外とまとまりのある面白い試作ができました。

IMG_3944.JPG

これもまた本当に量産体制ではできない取り組みだと思うし

“裂き織り”の精神に通ずる制作だと思うので

続けて数点作り、どこかで見ていただきたいなと思っています。

今年中にどこかのタイミングで。

ではまた。

次回はたぶん冬に向けての試作の話。

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