7月16日
こんにちは、岸田です。
しばらくなんとなくパソコンの前に座る気がしなくて
久しぶりのジャーナルになってしまいました。
最近は色々と仕込みをしています。
冬に向けての試作、
溜まってきた端切れの再利用試作、
ジュエリーの試作。
今日は端切れを使った試作をしていたので、その話。
あとの2つも近いうちにまた紹介したいです。
uni iroikasでは廃棄になるような生地であったり、
要らなくなった生地を裂いて、
裂き織りとしてもう一度生地を織り上げ、
服に仕上げるという取り組みをしています。
自分の手で織り上げた生地なので
なるべく端切れになる部分が少なくなるように工夫をして
服を制作するようにしているのですが、
その中でも多少なりとも端切れが出てきてしまいます。
その端切れを”ゴミ”と捉えずに
“資源“と捉えるということ自体が
僕は”裂き織り”の精神だと思います。
なので、端切れの大部分は捨てることなくストックしており、
小さい端切れは、普段からブローチとして生まれ変わっています。
今回は少し大きめの端切れを集めてパッチワークにし、
それで服を仕上げました。
裂き織りの生地感自体がそもそも特殊なので、
パッチワークにすることでうるさくなりすぎるかなと
懸念していたのですが、
端切れの組み合わせ方やパターンへの配置なんかを
考えながら作り出したらなかなか楽しくなってきて
意外とまとまりのある面白い試作ができました。
これもまた本当に量産体制ではできない取り組みだと思うし
“裂き織り”の精神に通ずる制作だと思うので
続けて数点作り、どこかで見ていただきたいなと思っています。
今年中にどこかのタイミングで。
ではまた。
次回はたぶん冬に向けての試作の話。