5月13日

こんにちは、岸田です。

先週末にイベントツアーも無事に終了して、

今週はリフレッシュも兼ねて少しゆっくりしています。

のんびり糸を紡いだりしていたのですが、

急に思い立って徒歩で行けるところまで行ってみようと思い、

アトリエから4時間くらいかけて万博公園の太陽の塔まで歩いてみました。

16kmくらい。

楽しいかと問われるとそんな笑けるように楽しい訳ではないのですが、

達成感はあったし、自分と向き合う時間になったのでよかったです。

その時に感じたことであったり、イベントの振り返りを少しします。

まずゆっくりしてみてわかったことなのですが、

イベントツアーがあったので、

ここ2,3ヶ月くらいは常に何かに追われるような感覚で制作をしていたことに気付きました。

その時は無意識なのですが、気が張っていたり、睡眠の質が悪くなったり、

何かしらのプレッシャーがあったようです。

あと、お店でイベントを開催して頂くということで、"お店のために"という気持ちもありました。

やっぱりお店でやるからには、"販売"という意識が芽生えます。

それに1着でも多く用意出来たほうがいいんじゃないか、と無意識に思い込んでいるので、気がついたときには自分を追い込んでいる状況が完成していました。

有難いことに東京のcontextや京都の乙景のようなお店や、ワタルさんのように、周りで応援してくれる人が増えてきたので、良くも悪くも少しずつ"やるべきこと"みたいな事が増えてきたのかなぁという感覚に気が付きました。

もちろん、周りの応援してくれる人達はすごく活動を理解してくれていると思うので、岸田の好きにしたらいいんだよ!って言ってくれそうな気もします。

ですが、どうしても、お店でやるからには"お店のために"という意識が働いてしまいます。

要するにここ最近はイベントのプレッシャーだったりお店との関わりだったりの"外的要因"が影響する制作が多かったなと振り返ってみて気づきました。

外的要因が影響する制作も大事で、新しい視点が得られたり、制作の幅が広がることがあります。

なのでこういう制作を進められているのは有難いことだと思います。

そして、それと対になるといってしまっていいのかわかりませんが、内的要因が主の制作があまりできていなかったなぁと同時に気付きました。

どういうことかというと、自分の中から湧き上がる感情や衝動でピュアに制作をする時間、というのがもう少し必要だな~と感じています。

ピュアな感情で制作を進められるのがこの活動の醍醐味であり、魅力だと思うので、少し落ち着いたしまた初心に戻ってピュアな制作を進めていければなと思っています。

“やるべきこと”だけではなく”やりたいこと”をどれだけできるか。

なによりもこの時間の方が楽しいから。

衝動的にどこか遠くまで自分の足で歩いていく、というのは誰かとの競争でもないですし、誰かが見てるわけでもないですし、目に見える成功があるわけでもないのですが、もしかすると僕の活動と少し似ているのかなと思いました。

歩き出すのは自分の意志やし、どこまで歩くかも自分の意志。

歩き出したら、やっぱりしんどい瞬間もあるけど、歩き出したのは自分やしな。行けるとこまで行こか。という感じです。

少し長くなりました。

またコツコツやっていくので、どこかでお会いできるのを楽しみにしています。

ではまた。

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