8月28日
こんにちは、岸田です。
最近のことです。
アトリエの引っ越しが一段落ついてきて
本格的に作業を開始しています。
引越し後、最初の来客がありました。
某専門学校の学生さんなのですが、
実は以前に僕の活動が気になるということで
アトリエに見学に来ていました。
専門学校で服作りを学んでいるとあまり触れることのない
手織りの制作現場であったり、
裂き織りの考え方、
Land to Skinの活動に面白みを見出してくれたようです。
今回、コンペで裂き織りの作品を一点作り出したいとのことで相談に来ました。
以前会ったときに僕も彼に対するリスペクトを覚えていたので
何か力になれたらなと思い、
僕が生地を織るのではなく
むしろ彼に経験として手織りを実際にしてもらおうと思いました。
もちろん普段であれば中々そんなに時間を割くことはできないのですが、
引っ越しの狭間のタイミングであったことや、
色んなタイミングが良く数日間うちのアトリエで作業をしていました。
実際に僕は少しサポートをしていたくらいなのですが、
僕では織ることのなかったような生地ができていて
いい刺激にもなったし、
彼も自分の手で生地を織ることができて面白さを感じてくれていました。
僕はファッションの専門学校にしっかり通っていたわけでも、
(vantanの週1コースに1年通ってた)
ファッションが身近にある環境で育ったわけでもないので、
専門学校で4年間もしっかり教育を受けている彼は
僕にはない経験をしていることになるので
そういう意味で僕も学ぶものがありました。
これから先も
歳を重ねようが、
仮にどれだけ成功しようが、
彼のようにアグレッシブに学ぶ姿勢であったり
何事も視点を変えれば学ぶ点があること、
常に挑戦し続ける姿勢は忘れてはいけないなと
感じた次第でございます。
はい、ではまた。
そろそろイベントのお知らせもしていきたいと思うので
楽しみにして頂けると幸いです。